≪8月の米雇用統計≫
— 第一商品 マーケット速報 (@Daiichi_F24) 2018年9月7日
・非農業部門就業者数、20.1万人増で事前予想(19.1万人増)をやや上回る ・失業率、3.9% 事前予想(3.8%)
・8月の米平均時給・前月比、+0.4%で事前予想(+0.2%)を上回る
(日本時間7日21時35分現在)
米 就業者20万人余り増 雇用が堅調な伸び #nhk_news https://t.co/I04vcFssGS
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月7日
アメリカ労働省は7日、先月の雇用統計を発表し、農業分野以外の就業者数は前の月と比べて20万1000人の増加となりました。
これは19万5000人程度の増加を見込んでいた市場の予想を上回り、雇用の堅調な伸びを示す結果となりました。
また失業率も3.9%と低い水準が続いています。
さらに、時給の平均は前の年の同じ月と比べて2.9%の増加と、2009年6月以来の高い水準となりました。
アメリカ経済は、ことし6月までの3か月間のGDPの成長率がプラス4.2%の高い伸びとなっていて、今月までの3か月間も3%を超えて好調を維持する見通しです。
またアメリカの中央銀行、FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は先月下旬の講演で「仕事を求めるほとんどの人が職を見つけている」と述べて、さらなる利上げが適切だという考えを示しています。
市場関係者の間では、緩やかな伸びにとどまっていた賃金も上昇していることから物価が押し上げられる可能性もあるとして、今月、追加の利上げが行われるという見方がさらに強まっています。