【画像】今日の井上あさひさん 4.28 - 激烈!女子アナニュース https://t.co/ZXJty9LIOY
— amitamu (@amitamu91) 2019年4月27日
今回の教えて先輩は「ニュースは歴史だと思っています」と語る井上あさひアナウンサー。視聴者に伝えるために、心がけていることは…https://t.co/gCPiCnxlf9
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月26日
NHKの政治部や経済部など、各部が出している原稿は社内のシステムで全部目を通します。新聞も読みますし、ネットでニュースも見ますし、興味があることについて深く解説している動画とかも見ますね。
もちろん民放さんの番組もチェックしています。池上彰さんの番組を見てニュースを勉強することもあります。
職場に全部あるので、全紙ですね。自分の気になったところを、この新聞ではどういう風に書いてあるんだろう、どういう説明をしているんだろうという確認です。
番組によって自分自身の思った事を表現する時間や場面があるかどうかはかなり違うんですね。今、担当している番組や直前まで担当していたニュース7では、全部原稿です。
大事なのは、原稿の意味をきちんと理解して音声化する。そういうと、機械みたいですけど、きちんと聞いて分かるように、できるかぎり間違えないようにお伝えするのが仕事で、意味が分かっていないと切るところも違ってくるので、まず文章の意味を理解する。
あと、文章の意味以上に大事なのが前後関係ですよね、このニュースはどういう経緯で今日の時点を迎えているのか、関連している出来事や背景を知るということです。
基本はニュースは全部歴史だと思っているんです。
歴史という観点から何年前の出来事があって今があるということも理解しておかないといけないと思っています。
聞いている方も関係性が分からなくなってしまうかもしれないので、できるかぎり長いスパンで深く理解した上で、目の前の原稿に向かうことが私の仕事だと思っています。
私は、私生活の全てがアナウンサーみたいなところがあって。帰ったら放送を見直して。
自分の中で切り離せないっていう。そういう意味で前向きに捉えると天職だと言えるかもしれないんですけれども。
たまに「切り替えられなくて疲れませんか」と聞かれるんですけど、それ以上にちゃんとしたいんです。
自分の精神状態も「ちゃんとできなかったな。あの時、私がちゃんとしなかったからだ」と思うよりは、その方が幸せなんですよね。
自分がどっちが心地いいかというのを、少ない経験の中で考えて過ごしてきた結果がそうなので、やりがいもありますし、それが幸せなのかなと思います。