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「7月中旬に入籍したそうです。相手は若手起業家で、すでに都内の高級マンションで新婚生活を始めていると聞いています」

 そのお相手は、医療系IT企業で「代表取締役医師」の肩書きを持つ豊田剛一郎氏(35)だ。東大医学部を卒業し、脳外科医として都内の病院で勤務した後、アメリカに留学して米国医師免許を取得。帰国後、大手コンサルティング会社マッキンゼーに転職し、2015年に現職に就いた。

『Forbes JAPAN』(2018年12月号)のインタビューでは、〈医師として働くうちに、非効率的で疲弊している医療現場の現状を知り、強い危機感を覚えた。持続可能な仕組みに変わらないと、日本の医療は崩壊してしまう〉と語っており、それがきっかけで現職に就いたという。

 豊田氏が経営する会社では、医師のセカンドオピニオンや医療相談をオンラインで受けられるアプリサービスなどを展開し、注目を集めている。

 著書『脳外科医からベンチャー経営者へ ぼくらの未来をつくる仕事』(かんき出版)は、東京・八重洲ブックセンター本店のビジネス書ランキング(2019年5月5〜11日)で1位を獲得。

 さらに目を見張るのは父親の経歴だ。実父の豊田潤多郎氏(69)は大蔵省大臣官房企画官を経て、小沢一郎氏の新生党から衆院議員選挙に打って出て当選。新進党自由党の結成に参画し、新党きづなでは国対委員長となった。現在は自由党京都府第4区総支部長のほか、医療法人の理事長も務めている。

 小川アナの父親も都内の大学医学部教授で、同大医師会会長という“超エリート”の家柄。剛一郎氏とは「父親と同じ医師」という共通点もある。剛一郎氏の知人は言う。

──小川アナとの出会いは?

「共通の友人の紹介です」

──結婚生活は順調?

「(照れくさそうに)まだそんなに経ってないのでこれからという感じではありますが、順調です。彼女も仕事を頑張っているので」

 そう話すと、笑顔で会釈し、タクシーに乗り込んだ。

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