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 同局の宇賀なつみアナウンサー(32)は「安心させるというか、娯楽として面白いもの、楽しいものを作る、伝えるっていうのはもちろん、役割として大切だと思うんですけど。やっぱり報道っていう世界に憧れて入ってきた自分は、うーん…ちょっと現実は違ったな、って思って情けなかったり悔しかったりすることは、確かにあります」と自身の思いを明かした。

 これに羽鳥は「どこが違うの?」と質問。宇賀アナが「あの、なんでしょうね…」と言葉をつまらせた。さらに羽鳥が「嘘を言ってるの?」と投げかけると宇賀アナは「嘘は言ってないです。嘘はつけないから」と答えた。解説委員を務める玉川徹氏(56)は「嘘は言っていない。ここは間違いない」と宇賀アナに同意しながら「嘘は言ってないんだけど、それでしかない。僕も(情報番組を)やっていて感じることは多い」と、二人の間に入りまとめた。

宇賀なつみアナ(32)が「(テレビは)安心させるというか、娯楽として面白いもの、楽しいものを作る、伝えるというのはもちろん、役割として大切だと思いますけど。やっぱり報道という世界に憧れて入って来た自分は、ちょっと現実は違ったなと思って情けなかったり、悔しかったりすることは確かにあります」と明かした。

 この言葉に羽鳥アナが「どこが違うの?」と尋ねると、宇賀アナは「うん、まぁ、いや、何でしょうね」と顔を紅潮させ口ごもった。

 ここで羽鳥アナが、さらに「ウソ言っているの?」と聞くと、「ウソは言ってないです。ウソは付けないから」と返していた。二人のやり取りに玉川氏が割って入り「ウソは言ってない。ここは間違いないです。ウソは言ってないんですけど、それでしかない。ということはボクもやってて感じることは多いんですけどね」と、まとめていた。

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 玉川氏はテレビでは何より視聴率が重視されるとし、本来は扱いたい話題も取り上げることができない現状に不満をのぞかせた。
 
 VTRの放送後、玉川氏からテレビの現状について問われた宇賀なつみアナウンサー(32)は「報道という世界にあこがれて入ってきた自分は『ちょっと現実は違ったな』と思って情けなかったり悔しかったりすることはあります」と率直な気持ちを吐露。

「ウソはつけないから」と真実を伝えているものの、さまざまな事情によって編集される内容に物足りなさも感じているような口ぶりで話した。

 玉川氏は「ウソは言ってないんだけど、それでしかない」と同意し、大きくうなずいた。

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 3.11の原発事故からも明らかですが、私たちはもうすでに破産しています。しかし、先ほども述べたように、「戦後の国体」の受益者たちは、自らの権益を維持するために、国体を守り抜こうとするはずです。そのために社会や人々がどれほど不幸になろうが、彼らの知ったことではありません。社会の側が止めない限り、彼らはそうするでしょう。

#古舘伊知郎#小川彩佳#富川悠太