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愛車ベンツGLCを手放すので、最後に改めて試乗動画を撮ってみた

トヨタ自動車が7日発表したことし4月から9月までのグループ全体の中間決算は、売り上げが去年の同じ時期より4.2%増えて15兆2855億円、最終的な利益が2.6%増えて1兆2749億円と、増収増益でした。

増収増益は3年連続で、売り上げ、最終利益ともに過去最高を更新しました。

外国為替市場が円高傾向だったことでマイナスの影響が出たものの、日本やアメリカなどで販売台数が増えたことや、コストの削減を進めたことで利益を伸ばしました。

一方、来年3月までの年間の販売台数の見通しは、日本での販売は増えるものの、インドやインドネシアで販売が減る見込みだとして、これまでの見通しより5万台少ない895万台になるとしています。

7日都内で行われた記者会見でトヨタ自動車の近 健太執行役員は「トヨタはモビリティーカンパニーへの変革期にあり、未来への投資や仲間づくりなどを積極的に実施している。変革を推進できる企業体質になるため、全社一丸となって取り組んでいきたい」と述べました。

国内や海外での販売については「国内は消費税率引き上げの影響は前回の引き上げと比べてそれほど大きくないというのが現場の受け止めだ。アジアでは、インドやインドネシア、タイでローンの厳格化などの問題で市場が縮小傾向にある」と述べました。

また、他社との提携戦略については「仲間づくりのスタンスは変わっていない。100年に1度の変革期の中でモビリティーカンパニーに変革していくために積極的に提携する方針だ」と述べました。

河合満副社長は、1966年に生産や開発の現場を担う人材を育てる訓練校「トヨタ技能者養成所」を卒業後にトヨタ自動車に入社し、一貫して製造畑を歩み、2年前に副社長に抜てきされました。

みずからを「現場のおやじ」と社員に語る河合副社長は、7日の記者会見で、自動車業界で提携する動きが加速していることに関連して「会社と会社が一緒になったら強くなるわけではなく、人と人が助け合い、一体感を持つからこそ強くなるのだ」と述べて、人と人のつながりの重要性を強調しました。

また、去年、トヨタグループのベテラン技術者が「おやじの会」を立ち上げたとしたうえで「この会を通じて、今までトヨタには物が言えなかったが、電話一本で気軽に話せるようになったと言われた。お互いの知恵や経験を知ることで気づきが生まれ、開発や改善のヒントになる。1足す1は3になる力を出さないといけない」と述べ、自動車業界が100年に1度の大変革期にあると言われる中、グループが一丸となるための関係づくりを進めていることを強調しました。

そのうえで河合副社長は「大変革期を生き抜くには、もう1度、トヨタの強みを取り戻すため、現場主義という創業期の心構えに立ち返り、全員が変化の時代を戦い抜くプロになる必要がある」と述べました。