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23大会ぶりに早稲田大と2連覇を目指す明治大の伝統校どうしの対戦となった決勝は前売券が完売し、会場の新しい国立競技場には5万7000人を超える観客が訪れました。

早稲田大は前半、先月の対抗戦で明治大に完敗したあと強化してきた守備で相手の反則を誘ってボールを奪うなどしてリズムをつかみ、12分には持ち味の展開力を発揮し、ナンバーエイトの丸尾崇真選手が最初のトライを奪いました。

その後もセンターの長田智希選手が巧みなステップで相手をかわしてトライを決めるなど、早稲田大は前半だけで4つのトライを奪って31対0と大きくリードしました。

これに対して、明治大は後半、強力なフォワードを軸に反撃に出て、29分に山崎洋之選手がチームとして後半4つめのトライを奪うなどして10点差に迫りました。

それでも最後は早稲田大が明治大の追い上げを振り切って45対35で勝ち、11大会ぶりの大学日本一に輝き、優勝回数も史上最多を更新する16回となりました。

明治大は前半の大量失点が響き、2連覇はなりませんでした。

11大会ぶりの大学日本一に輝いた早稲田大の相良南海夫監督は「前半からねらい通り攻め続けられたからこそ、リードを広げることができた。日本一になったときだけ歌える『荒ぶる』を歌うことができて本当によかった。選手のこれまでの頑張りに感謝しかない」と話していました。

またキャプテンの齋藤直人選手は「大学選手権では負けたら終わりというプレッシャーを全員で乗り越えて優勝できたことがうれしかった。対抗戦で明治大に負けてから鍛えてきた守備が実を結んだと思う」と話していました。