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芝翫さんの不倫報道は4年前の京都・先斗町の人気芸妓に続き、これが2度目。4年前は中村芝翫襲名公演の直前で、寛子さんは報道陣を前に、『深く夫婦で反省しております』と深々と頭を下げました。これが“神対応”とされ、火消しは大成功に終わったんです。

実は当時、ドタバタのなかで襲名祝いに240万円もする特注の鏡台を贈っていたというのが、今回のAさんだったんです。贔屓筋でもあったAさんとの不倫報道を知り、寛子さんの憤りは相当なものでした」(後援会関係者)

4年前の謝罪会見の際、彼女が気丈に笑顔を見せたのは、相手も玄人さんだし、“ただのお遊び”と割り切れたからだそうです。ただ、今回は違います。相手は素人で、しかも寛子さんも知っている贔屓筋。結婚記念日に京都で密会していたことも、信じられなかったそうです」

芸妓ではなく、一般女性に揺らいだ芝翫。そこに“遊び”ではない“本気”を見て取った三田は、夫への不信感を強く抱くようになったというのだ。

「寛子さんにとって、今回の不倫のほうがはるかに嫌なんですよ。梨園の妻として本来、頭を下げるべき贔屓筋の女性に夫が手を出したことに涙したようなんです。今回ばかりは自分が謝罪会見を開くなんてことは考えられなかったそうです。夫婦関係にはかなりの亀裂が生じているんじゃないでしょうか」(前出・後援会関係者)

中村芝翫(55)の2度目の不倫報道にショックを受けたのは妻・三田寛子(54)だけではない。芝翫の母・雅子さんも同様だ。

「4年前は『あなたはこの大事なときに何やってるの!』と雷を落としていた雅子さんも、今回は大泣きしていました。今回はコロナもあって後援者にも直接謝罪にも出向けない。涙ながらに各方面にお詫びの電話をかけていたそうです。本来ならご贔屓筋のフォローは妻である寛子さんのお仕事ですが、“謝罪拒否”状態にあるため、雅子さんが率先して買って出たということでしょう」(前出・歌舞伎関係者)

現在、芝翫一家は、夫婦と次男・福之助(23)、三男・歌之助(19)の4人暮らしだ。

「以前は長男の橋之助さんも同居していましたが、交際していた京都の元芸妓との結婚を寛子さんに反対され、昨年家を出たんです」(前出・後援会関係者)

そもそも三田は橋之助(25)の熱愛発覚時に、「ガールフレンドはこれまでもいたと思いますが、結婚の話は聞いていません」と、結婚に否定的な反応を示していた。

「将来は芝翫名跡を継ぐ方ですから、やはり“結婚相手は急がず慎重に決めてほしい”というのが母心なんでしょうね。夫が芸妓と不倫していたことも、影響しているのかもしれません。家を出た橋之助さんは両親から距離を置き、今回の不倫報道もかなり冷めた目で見ていると聞いています」(前出・歌舞伎関係者)

“母子分裂”だけにとどまらない。後援会関係者からは、こんな声も聞こえてくる。

「2度目の不倫報道で、子供たち3人が父親を尊敬できなくなってしまったら、成駒屋伝来のお家芸も、うまく伝承できなくなってしまいます。もはや“一家分裂”もしかねない状況下で、今は寛子さんのおかげで家族が首の皮1枚でつながっている状態なんです。

結婚後は“女将”であることを矜持にしてきた寛子さんの口からまだ『離婚』の言葉は出てきてはいませんが、もし『離婚』なんて言い始めたら成駒屋は崩壊です。ただでさえ、コロナ禍で歌舞伎界は大変なんです。芝翫さんには今度こそ心を入れ替えてもらって、寛子さんの信頼を取り戻してほしいと切に願います」

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