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ロシア下院選挙は19日、3日間にわたって行われた投票が終了し開票作業が進められています。

選挙では小選挙区比例代表で合わせて450の議席が争われ、中央選挙管理委員会によりますとこのうち比例代表では開票率26%で、プーチン政権を支える与党、統一ロシアが44.7%、共産党が22.1%となっているほか、小選挙区でも多くの選挙区で統一ロシアがリードしています。

また国営メディアは出口調査の結果、統一ロシア共産党を大きく引き離し第1党を維持する見通しになったと伝えました。

これを受けて統一ロシアの幹部はモスクワで開いた集会で「うそ偽りのない公正な勝利を祝おう」と述べ、勝利を宣言しました。

今回の選挙戦では経済の低迷などで統一ロシアの支持率が20%台と落ち込む中、プーチン政権は軍人や年金受給者に新型コロナ対策として一時金を支給するなど支持の獲得に力を入れるとともに、野党勢力の立候補を制限するなど策を講じてきました。

今回の選挙は3年後に行われる大統領選挙の前哨戦とも位置づけられ、与党・統一ロシアが3分の2以上の議席を保って圧勝を印象づけられるかが焦点です。

ロシア下院選挙は小選挙区比例代表で合わせて450の議席が争われ、開票作業が進められています。

ロシアの中央選挙管理委員会によりますと、このうち比例代表では日本時間の20日午後6時すぎ時点の開票率は94%余りで
プーチン政権を支える与党「統一ロシア」が49.58%となっているほか
▽「共産党」が19.26%
▽「自由民主党」が7.49%
などとなっています。

また、小選挙区のほとんどで統一ロシアの候補者が当選しました。

これを受けて統一ロシアの幹部は3分の2に当たる300を超える議席を獲得すると明らかにし、選挙前よりは議席数を減らすものの引き続き議会で強力な権力基盤を維持する見通しとなりました。

経済の低迷などで統一ロシアの支持率が落ち込む中、プーチン政権は軍人や年金受給者に新型コロナ対策として一時金を支給したり、野党勢力の立候補を制限したりして、与党圧勝のための対策に躍起になっていました。

3年後に大統領選挙を控え、プーチン大統領は去年、憲法を改正してみずからが立候補することも可能にしているため、今回の選挙結果を踏まえたプーチン大統領の出方が焦点となります。

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