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IMFのゲオルギエワ専務理事は、世界銀行のCEOを務めていた2017年に、ビジネス環境を評価する国別ランキングの中国の順位を本来よりも引き上げる不正に関わったと指摘されましたが、IMFの理事会は11日、決定的な証明はされていないとして専務理事の続投を支持すると表明しました。

これについて、13日に記者会見したゲオルギエワ専務理事は「理事会は私の能力を信頼する結論を出した。業務に集中できることはすばらしい」と述べ、職務を続けていく意欲を示しました。

ただ、中国の意向を受けて部下に指示をしたかどうかなど、詳しいいきさつについては「反対意見も含めてスタッフが上司にものを言える職場づくりが大切で、私はこれまでもその努力をしてきた」と述べるにとどめました。

専務理事は今回の会見も踏まえて問題の収束を図るとみられますが、経済調査などをめぐる国際機関の信頼をどう回復していくかが引き続き課題になります。

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