イラク 国民議会選挙 米軍撤退を訴える政党連合が第1党に #nhk_news https://t.co/zAsO8RPkzg
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年10月17日
イラクの選挙管理委員会は、16日、今月10日に投票が行われた国民議会選挙の結果を発表しました。
それに基づくイラクのメディアの集計によりますと、議会の329議席のうち国民の多数を占めるイスラム教シーア派の指導者サドル師の政党連合が、73議席を獲得して前回から議席数を大きく伸ばし、第1党となりました。
サドル師は、年内に戦闘任務を終えるアメリカ軍の撤退を訴えているほか、隣国のイランとも距離を置いていて、外国の干渉に否定的な有権者の支持を集めたとみられます。
一方、シーア派でイランの支援を受ける民兵組織を母体とする政党連合はこれまでの第2党から大きく議席を減らし、16議席にとどまりました。
また、スンニ派のハルブーシ議会議長が率いる政党連合やクルド人勢力の政党は議席を伸ばしました。
今後の連立交渉では、第1党となったサドル師の政党連合が主導権を握ることになり、アメリカ軍の撤退を求める圧力がこれまでより強まることも予想されます。
ただ、政治勢力間の争いで交渉は難航も予想され、新政権の発足がいつになるかは不透明です。
d1021.hatenadiary.jp
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