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平成7年、大阪 東住吉区の住宅で11歳の女の子が死亡した火事では、母親の青木惠子さん(57)が放火や殺人などの罪に問われ、無期懲役の刑で服役しましたが、平成28年に裁判がやり直され、無罪が確定しました。

青木さんは20年以上不当に拘束され、警察の取り調べでうその自白をさせられるなど違法な捜査が行われたとして、国と大阪府に対し賠償を求める民事裁判を起こしています。

来年3月に判決が予定されていますが、大阪地方裁判所は29日、国と府が無罪であることを確認し、えん罪事件の再発防止策を講じるとともに、和解金を支払うなどとする内容の和解を勧告しました。

青木さんは会見を行い「びっくりしました。裁判官が私のことをすごく考えてくれて感動しました」と話していました。

青木さんの代理人の弁護士は「再審事件の国家賠償請求で和解勧告が出されるのは極めて異例だ。暫定的で詳細な内容は明かせないが、納得できる部分のある内容だった」と評価しています。

大阪地方裁判所が和解を勧告したことについて、大阪府は「係争中のため、コメントは差し控える」としています。

国は「継続中の訴訟に関する事柄であり、意見を述べることは差し控えたい」としています。

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