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新型コロナウイルスの影響が長期化する中、持ち帰り需要が根強いファストフード各社の間では、販路の拡大に向け異なる業種の店で商品を販売する取り組みが広がっています。

このうち牛丼チェーン大手の吉野家は、ドラッグストア大手「ウエルシア薬局」の店頭で、持ち帰り牛丼の取り扱いを去年10月から本格的に始めました。

最寄りの店で調理した牛丼を毎日、ドラッグストアに持ち込んで卸し、店頭で売られる形で徐々に取り扱い量を伸ばし、現在は首都圏を中心におよそ50店舗まで販売先を広げていて今後もさらに増やす方針です。

吉野家の伊東正明常務取締役は「今後は、近所で買い物をしたいという流れが進むと思うので、新しい形での『出店』をしていきたい」と話していました。

また、ハンバーガーチェーンを運営する「モスフードサービス」は、先月から紳士服大手の「青山商事」が展開する東京 大田区の店で駐車場の一角を借り、専用のキッチンカーを使った持ち帰り商品の販売を始めました。

ファストフード側としては、自社で店舗を構えず少ない投資で販路を拡大できる一方、売り場を提供する企業の側も品ぞろえの強化や新たな収入源の確保につながることが期待され、長引くコロナ禍も背景に持ち帰りの需要が根強い中、外食業界と異業種が販売面で連携する動きが広がっています。

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