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日本や海外の政府関係者らが出席する「世界錦鯉サミット」が、新潟市で初めて開かれ、争いを好まないニシキゴイは「平和の象徴」だとして、参加各国が互いの文化や歴史を理解し、経済や文化の交流をさらに図っていくとする「新潟宣言」が採択されました。

ニシキゴイ発祥の地、新潟県からニシキゴイの魅力を内外に発信し、輸出の促進などにつなげようと6日、新潟市で「世界錦鯉サミット」が初めて開かれ、日本政府の関係者のほか、欧米やアジアを中心に世界21か国の駐日大使などおよそ150人が出席しました。

パネルディスカッションでは、ニシキゴイの輸出量が増える中、海外に向けて関連の商品やツアーを提案できる可能性があるほか、オンライン上の取り引きも増えていて、着実に対応していく必要があるといった意見が出されました。

そして、縄張りを持たず争いを好まないニシキゴイは「平和の象徴」だとして、ニシキゴイの振興をきっかけに参加各国が互いの文化や歴史を理解し、経済や文化の交流をさらに図っていくとする「新潟宣言」が採択されました。

「世界錦鯉サミット」の実行委員会のメンバー、大田正信さんは「世界で初めてのサミットを開催できたのは非常に大きな意義があった。デジタルを含むさまざまな技術を活用することで、ニシキゴイの可能性を広げていきたい」と話していました。

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