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イギリスの公共放送BBCで長年、サッカー番組の司会を務める元イングランド代表のギャリー・リネカーが、イギリス政府の移民政策をSNSで批判し、番組への出演を差し止められました。BBCは「公平性に関する指針に違反した」としていますが、反発した選手や解説者が出演をボイコットするなど波紋が広がっています。

イギリスのスナク政権が7日に発表した、不法に入国した人たちの難民申請を認めないとする法案に対し、リネカー氏は「最も弱い人たちをねらった、極めて残酷な政策だ」とツイッターに書き込み、1930年代のナチス・ドイツになぞらえて批判しました。

これを受けてBBCは10日、リネカー氏が「ソーシャルメディアの利用に関する指針に違反し、公平性を損ねた」などとして、25年間にわたって司会を務める人気サッカー番組への出演を差し止めると発表しました。

この対応に「政権や与党の意向をくんでいる」とか「フリーランスリネカー氏の表現の自由を奪うものだ」といった批判も相次ぎ、サッカー選手の組合や解説者などが出演をボイコットした結果、11日と12日の番組は解説なしで、時間も短縮して放送される事態となりました。

これについてBBCのデイビー会長は放送への影響を謝罪するとともに「フリーランスの指針を明確にして、解決策を見いだしたい」と述べ、リネカー氏の復帰に向けて取り組んでいると説明しました。

リネカー氏は1986年のワールドカップメキシコ大会の得点王で、日本のJリーグでも1993年の開幕から2シーズンにわたって名古屋グランパスでプレーしました。

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