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#ドイツ(「時間厳守」・遅れる鉄道)

hispider.la.coocan.jp

評論家の大宅壮一は,驚き交じりに次のごとくに言った。

  「竹槍を持って本土作戦にそなえた国民は,終戦詔勅を聞いて涙を流した。それが驚いたことには,その直後に,空から,海から進駐してきた占領軍を,日本国民の大部分は,或は平気で,或はぼうぜんと,或は歓呼の声をもって迎えたのである」布川清司「日本人の被占領観」『日本占領』)

「ソフトピース(間接統治)」
「ハードピース(直接統治)」

占領と国内改革

日本が受諾したポツダム宣言にもとづき、マッカーサーを最高司令官とする連合国軍が日本に進駐してきた。マッカーサーは、GHQ(SCAP・連合国軍最高司令官総司令部)を東京に設置し、占領政策を日本政府に指令する、間接統治の方法をとった。
占領政策の基本方針は、軍国主義の排除と民主化に置かれた。まず軍隊が解体され、さらに戦争指導者たちが逮捕されて、うち28人がA級戦犯容疑で起訴され、東京裁判で審理された。
民主化については、GHQは日本政府に
 (1)女性の解放
 (2)労働者の団結権の保障
 (3)教育の民主化
 (4)秘密警察制度の廃止
 (5)経済の民主化の五大改革を指令した。

「非軍事化と民主化

「五大改革」
「①婦人の解放
労働組合の奨励
③教育の自由化
④圧政的諸制度の廃止
⑤経済機構の民主化

坂口安吾
「妙な話だが、日本の政治家が日本のためにはかるよりも、彼が日本のためにはかる方が概ね公正無私で、日本人に利益をもたらすものであったことは一考の必要がある。
占領されることが幸福をもたらすという妙な経験を日本はしたものさ」

americancenterjapan.com

戦後、日本国民は、近代史に記録された中では、最も大きな改革を体験してきました。見事な意志と熱心な学習意欲、そして驚くべき理解力によって、日 本人は、戦後の焼け跡の中から立ち上がって、個人の自由と人間の尊厳の優位性に献身する殿堂を日本に打ち立てました。そして、その後の過程で、政治道徳、 経済活動の自由、社会正義の推進を誓う、真に国民を代表する政府が作られました。

今や日本は、政治的にも、経済的にも、そして社会的にも、地球上の多くの自由な国々と肩を並べています。世界の信頼を裏切るようなことは2度とない でしょう。最近の戦争、社会不安、混乱などに取り巻かれながらも、これに対処し、前進する歩みをほんの少しも緩めることなく、共産主義を国内で食い止めた 際の見事な態度は、日本がアジアの趨勢に非常に有益な影響を及ぼすことが期待できることを立証しています。私は占領軍の4個師団をすべて朝鮮半島の戦場に 送りましたが、その結果、日本に生じる力の空白の影響について、何のためらいもありませんでした。結果はまさに、私が確信していた通りでした。日本ほど穏 やかで秩序正しく、勤勉な国を知りません。また、人類の進歩に対して将来、積極的に貢献することがこれほど大きく期待できる国もほかに知りません。

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