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#脱炭素社会(日本・エネルギー企業・新しいサービス)

ペットボトルの生産では、原料のおよそ7割を占める「パラキシレン」をこれまで石油由来のものでしか量産できなかったため、脱炭素化に向けた課題となってきました。

こうした中、石油元売り大手のENEOSは、使用済みの食用油など生物資源のみでパラキシレンを量産する技術を開発し、サントリーホールディングス三菱商事と連携して、石油由来の原料を一切使わないペットボトルを本格的に生産することになりました。

岡山県倉敷市にある製油所で年内に、生物資源由来のパラキシレンの製造を始め、来年からペットボトルの原料に利用するということで、年間3500万本ほどの出荷を想定しています。

ペットボトルの製造コストは従来より割高ですが、生物資源のみでつくるペットボトルの商用化は世界で初めてだということで、二酸化炭素の排出削減につながるか注目されます。

ENEOSの曽田匡一グループマネージャーは「パラキシレンは衣類の繊維の原料にもなる。今回の取り組みをきっかけにクリーンな原料の活用をさらに広げていきたい」と話していました。

#脱炭素社会(日本・ENEOS・石油由来の原料不使用ペットボトル)

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