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「勉強ができる優等生でいることと、社会人になって仕事ができることは、まったく別物。私は教師の指示をクリアしていく、日本の教育システムに合っていただけです。社会人デビューをしてから、突然『自分で考えて行動しろ』と言われても、何もできなかった」

──勝ち続けるために山口さんは、毎朝7時から勉強を続けているそうですね。著書にも「日本語の文章を記憶する能力が異様に高かった」と書かれていましたが、これが東大「全優」卒業生を作る原点なのでしょうか?

山口:幼少期から本を読むことが大好きで、活字中毒でもあります。留学しているときに「活字が欲しい!」って、辞書を開いて読んでいたくらいです。

──子供をエリートに育てたいという人にとっては、読ませることの癖づけがポイントなのかもしれません。

山口:読めば読むほど、読むスピードも記憶力もあがったような気がします。日本の教育システムは、読み書きに特化しています。勉強ができるようになりたいなら、とにかく読めばいいんですよ。読んでいるうちに書けるようになる。大学生で合格した司法試験も、1項目を100回近く読んで覚えていました。だから小さい頃から絵本も読ませて、文字との親和性をつけておけばいいんだと思います。この癖で、私は今でも東京と新大阪の新幹線の往復で、7冊の書籍を読みますね。

──7冊! 電子書籍ですか? 

山口:いえ、紙なんです。読んでいくうちに、文字を追うとページをめくるスピード、ページに指を置く位置が重要になってくる。あ、また競っているみたいですね(笑)。

 たぶん、頭のいい人は紙で読んで吸収することが得意なんですよ。そう思ったのが財務省勤務時代です。会議の資料を参加メンバーに一斉メールすると、一斉にプリンターが動き出すんです。紙削減のためにPDFで資料を送っても、みんな紙が好きだから出力する。

 社会人になって何が辛かったかって、マルチタスクができなかったことですね。財務省時代、デスクで先輩が電話をしていたら、その内容を聞いておけと指示されたことがあるんです。要は会話の内容を教えている時間がないから、自分で聞いて推測する癖をつけろと。でも私にはほかの作業がある。でも電話も聞かなきゃいけない。物を読みながら話を聞くという同時並行にストレスを感じるタイプでした。

山口:『白線流し』はね、ハマりましたね。自分が送ることができなかった青春があることを知るのが、私とっての娯楽なんでしょうね。そういう意味では漫画『スラムダンク』(集英社)も(力を込めて)大! 好きです。今でもよく読んでいます。あとは甲子園もそうですね。

──あの最終試合で甲子園の土を持って帰るシーン、でしょうか?

山口:そうです! 二度とこないであろう青春の感覚に、胸が締め付けられるんです。できれば甲子園球児も坊主のままでいてほしいくらい。

#勉強法

NHK報道局の記者が不正な経費請求を行っているとの情報が寄せられ、調べたところ、私的な飲食が含まれている疑いが強いことがわかりました。NHKは、外部有識者からなる第三者委員会を設置して、調査を進めることにしています。

不正な経費請求を行った疑いがあるのは、NHK報道局に所属する30代の記者です。

ことし7月に情報が寄せられ、調べたところ、請求した経費の中に、去年、東京都内で行った知人との私的な飲食の費用、数万円が含まれている疑いが強いことがわかりました。

このほかにも、不正が疑われる案件が複数あり、確認を進めています。

これを受けて、NHKは、取材・制作に関わる領域ではあるものの、説明責任を果たすため、外部有識者からなる第三者委員会を早急に設置し、事実関係などの調査を進めることを、26日に公表しました。

また第三者委員会のもとで、同じような事案が起きていないかについても調べることにしています。

NHKは「報道の中核組織において、公金である受信料の私的利用という、あってはならないことが生じたことは言語道断であり、徹底的に調査して厳正に対処してまいります」とコメントしています。

#テレビ