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米調査会社ニールセンが28日に公表した暫定データによると、11月の米大統領選に向けバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)が臨んだ1回目のテレビ討論会の視聴者数は約4800万人だった。

両氏の初顔合わせとなった2020年大統領選の第1回討論会での7300万人を大幅に下回り、両候補者に対する有権者の関心の低さを示唆している可能性がある。

討論会を主催したCNNテレビは、候補者にそれぞれ質問の回答に2分、反論に1分を与え、その制限を超えた場合はマイクをミュートにするというルールを採用。序盤のバイデン氏は時折声がかすれ、言葉に詰まる場面もあった。一方、トランプ氏はこれまでのような虚偽の主張を含む攻撃を繰り広げた。

ニールセンは28日中に、CNN、フォックスニュース、MSNBCを含む複数のネットワークの視聴者数を反映した最終データを発表することになっており、これを受けて視聴率が上昇する可能性もある。

次回の討論会はABCニュース主催で9月10日に開催される予定。

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米紙ニューヨーク・タイムズ論説委員会は28日、CNN主催の大統領選討論会での低調ぶりを受け、バイデン大統領に選挙戦から撤退するよう求めた。

論説委員会は「27日夜の大統領に偉大な公僕だった頃の面影はなかった。2期目に何を達成するつもりなのかうまく説明できず、トランプ氏の挑発に対して反応に苦慮した。トランプ氏のうそや失敗、背筋の凍るような計画について説明責任を問うこともままならなかった。発言を最後まで言い切れない場面が一度ならずあった」と記した。

さらに「今のバイデン氏にできる最高の公共の奉仕は、再選に向けた選挙戦を継続しない意向を表明することだ」と指摘。

民主党にはトランプ氏に代わる選択肢となる「魅力的でエネルギッシュ」な指導者が複数いると訴えた。

有権者にトランプ氏の欠陥とバイデン氏の欠陥のどちらを選ぶのかという選択を強要して、国の安定と安全を危険にさらす理由はない。米国民が自ら目の当たりにしているバイデン氏の年齢や弱さを大目に見たり、割引いて考えたりすると望むのはあまりに大きな賭けだ」とも述べた。

論説委員会はそのうえで、バイデン氏かトランプ氏かの選択になれば「明白な選択肢」としてバイデン氏を支持すると言い添えた。

秋のアメリカ大統領選挙に向けた初のテレビ討論会を受けて、有力紙ニューヨーク・タイムズは、再選を目指すバイデン大統領(81)の不安定さを指摘し、バイデン氏に選挙戦から撤退するよう求める社説を掲載しました。バイデン氏は一夜明けたあとの演説で巻き返しを誓いましたが、撤退圧力が強まるきっかけとなるのか、関心を集めています。

アメリカのバイデン大統領は27日に行われたトランプ前大統領(78)とのテレビ討論会で声がかすれ、数秒間ことばに詰まる場面があったほか、トランプ氏による批判に切り返せない場面が目立ち、民主党の一部からもバイデン氏を党の候補者に指名することを疑問視する声が出ていると伝えられています。

こうしたなか、前回の大統領選挙でバイデン氏を支持した有力紙ニューヨーク・タイムズは28日、「バイデン氏は選挙戦から撤退すべきだ」とする社説を掲載しました。

社説では「トランプ氏の危険性、この国の将来、そしてバイデン氏の不安定さを考えれば、アメリカは共和党候補に対抗できる、より強力な人物を必要としている」と指摘しています。

そのうえで、「選挙戦のこの時期になって新しい民主党の候補者を立てることは容易ではない」としながらも、「民主党にとって極めて明確な道筋とは、バイデン氏では選挙戦を続けられないことを認め、11月にトランプ氏を負かすことが可能な人物を選ぶプロセスを始めることだ」と指摘し、バイデン氏に撤退を求めました。

一方、バイデン氏は討論会から一夜明けた28日、南部ノースカロライナ州で演説し「打ちのめされても立ち上がるのだ」と述べて、巻き返しを誓いました。

ただ、民主党支持層の読者を多く抱えるニューヨーク・タイムズが社説で撤退を求めたことで、バイデン氏への撤退圧力が強まるきっかけとなるのか、関心を集めています。

ジョー・バイデン米大統領の陣営は、ドナルド・トランプ前大統領との討論会が終わったら、一気に攻勢に出るつもりでいた。

しかし実際には、むしろ追い込まれてしまった。

陣営を応援して代弁する民主党関係者たちは27日夜、討論会会場の近くに設けられた報道対応部屋の片隅で、多くの記者に取り囲まれた。報道陣は口々に、81歳のバイデン氏を大統領候補から外すべきではないのか、討論会での様子から大統領として適任なのかの懸念が前より高まったのではないかと、民主党関係者に矢継ぎ早に質問した。
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カリフォルニア州のギャヴィン・ニューサム知事(56)にも、民主党は大統領以外の候補者を代わりに擁立すべきではないのか、と質問が飛んだ。

ニューサム氏は、自分は「古風」なので、バイデン氏が元気かどうか大騒ぎするより、討論会で話題になった「中身と事実」が大事だと思うと答えた。

民主党としては、討論会の後にこのような会話をするつもりはなかった。しかし、90分間の討論会でバイデン氏は元気がなく、時に口ごもり、風邪のせいで声はしわがれていた。

そのため民主党関係者はただちにパニック状態に陥り、記者団はバイデン陣営が今後どうやって立ち直るのかとひっきりなしに尋ねた。

有権者はバイデン氏の年齢を気にしており、それはこの日の討論会の重要なポイントだった。そして、討論会での大統領の様子は、決してバイデン氏を助ける材料にはならないと、熱烈なバイデン支持者たちも認めている。

バラク・オバマ元大統領の2008年選挙運動を担当した民主党の戦略家デイヴィッド・プラフ氏は、「デフコン1状態」だと話した。「デフコン1」とは、最も深刻なレベルの核戦争の脅威を意味するアメリカの軍事用語だ。

「今夜のふたりはまるで、年齢差が30歳もあるみたいに見えた」と、プラフ氏は言う。実際には4歳と離れていないのだが。「この討論会を受けて、有権者はそこに本当に悩むと思う」。

2020年の民主党予備選でバイデン氏に挑戦し、レース序盤で脱落したアンドリュー・ヤン氏は、大統領は「正しいことをすべき」で、「身を引いて、民主党全国委員会に別の候補者を選ばせる」べきだとX(旧ツイッター)に書いた。さらに、ハッシュタグ「#swapJoeout(ジョーを追い出して代わりに誰かを)」を付けた。

しかし、民主党がバイデン氏以外の誰かを党の候補に指名する可能性は低い。現職大統領で、本選までに数カ月しかない。そして、別の候補を擁立する手続きは大混乱するはずで、そうすれば11月の本選での勝率がおぼつかなくなる。

とは言うものの、「民主主義を守り、トランプを倒した後に、老人支配政治を終わらせなくてはならない。なぜそうなのか、(この討論会は)あらためて示した」。民主党に若手候補を勧誘する仕事をしているアマンダ・リトマン氏は、BBCにこう話した。

「(大統領は)ここから先、前より少し大変な思いをすると思う」。かつてオバマ氏の選挙戦を仕切ったデイヴィッド・アクセルロッド氏はCNNでこう述べた。

報道対応の部屋に戻ると、陣営関係者たちは、討論会でのバイデン氏の様子について、記者らの質問に次々と答えた。陣営側がどれほど話題を変えようとしても、話題は変わらなかった。

ロバート・ガーシア下院議員(カリフォルニア州)は記者団に、トランプ氏は「うそをつき、うそをつき、そしてまたうそをついた」と話した。

前大統領は確かに、討論会で事実と異なる発言を繰り返した。民主党が支配する州は 「出生後」の妊娠中絶を可能にしたいのだなどという、虚偽の主張がそのひとつだった(これは、人工中絶反対派が繰り返す内容)。

前大統領はさらに、バイデン氏がロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対して、ウクライナ攻撃を「促した」とも述べたが、実際にはバイデン政権はウクライナを一貫して強力に支持している。

バイデン陣営も、同様にトランプ前大統領を非難した。

ドナルド・トランプはうそつきだ。そして犯罪者だ。だからこそ、彼は我々の大統領にはなれない」と、陣営は討論会後に声明を出した。

カマラ・ハリス副大統領も同様に、「ドナルド・トランプは何度も何度も何度もうそをついた」とCNNで述べた。

討論会の視聴パーティーに、後から登場したバイデン氏は、この点を力説した。

「彼の発言は逐一、ファクトチェックされる」、「彼が口にしたことは何ひとつ、事実ではなかった」と、大統領は集まった人たちに述べた。

「いいですか。みんなしてあの男を倒しにいく。倒さないとならない。そうするには、みなさんが必要だ。みなさんのために私は出馬しているので」

他方、トランプ陣営の支援者や関係者は討論会の後、勝ったのは共和党のリーダーだとうれしそうに記者団に宣言した。

この間、民主党側ではニューサム氏、ガーシア氏、ラファエル・ワーノック上院議員などが、バイデン氏の様子について何度も同じ質問に答えた後、長居せずにいなくなった。

「私はこれまで何人か、大統領候補の代理人を務めてきた」と、民主党のクレア・マキャスキル元上院議員MSNBCに話した。

代理人である以上、ポジティブな面を強調しないとならない」のだと説明したうえで、しかし今夜は「本当に正直に話す必要がある」とマキャスキル氏は述べた。

「(大統領が)今晩やるべきことは、たったひとつだった。つまり、今の年齢になっても自分は大統領の職務をこなせると、アメリカを安心させなくてはならなかった」

「今夜の大統領は、それに失敗した」

米大統領選に向けて27日に行われたテレビ討論会でのバイデン大統領の精彩を欠くパフォーマンスを受け、党内から候補者の交代が必要かもしれないとの見方が出る中、バイデン氏側近の民主党員は28日、バイデン氏の擁護に奔走した。

バイデン現大統領と共和党のトランプ前大統領は27日、初のテレビ討論会に臨み、経済や中絶、移民などを巡って応酬。序盤のバイデン氏は時折声がかすれ、言葉に詰まる場面もあり、ある大口献金者はバイデン氏のパフォーマンスは「失格」で、8月の党大会を前に同氏に撤退を求める声が再び高まるだろうと述べた。

民主党のハキーム・ジェフリーズ下院院内総務は、バイデン氏に民主党候補としてまだ信頼を置いているかとの記者からの質問に対し、直接的な回答を避けた上で「候補者を支持する。上院の民主党多数派を支持する。11月に下院を奪還するために全力を尽くす」と述べた。

同じく民主党のジム・マクガバン下院議員は記者団に対し「素晴らしい討論会だったと思ったと言ったら嘘になる」と指摘。民主党が別の候補者を検討するタイミングかとの質問には「まだ結論は出ていない」と答えた。

バイデン陣営は27─28日に1400万ドルを集めたと発表。27日夜の討論会直後の1時間で過去最高の資金調達を記録したとした。

バイデン陣営幹部のミッチ・ランドリュー氏はCNNで、候補者交代は「起こりそうにない」と断言。バイデン氏の他の側近らは匿名で、民主党候補としてのバイデン氏の正式指名が脅かされるとは思わないとした。

民主党ナンシー・ペロシ元下院議長は記者団に対し、民主党に新たな大統領候補は必要ないと考えていると語った。

民主党の有力な候補者となり得るカリフォルニア州のニューサム知事も候補者がバイデン氏から代わる可能性を否定。ペンシルベニア州のシャピロ知事は民主党員に対し心配しないよう呼びかけた。

討論会後、バイデン氏はジョージア州アトランタのレストラン「ワッフル・ハウス」で記者団に対し、自身のパフォーマンスに懸念はないとし、「うそつきと討論するのは難しい」と語った。

バイデン氏は28日、ノースカロライナ州ローリーでの集会に参加した後、ニューヨークに向かい、資金集めと性的少数者(LGBT+)の権利擁護活動の引き金となった1969年の「ストーンウォールの反乱」を記念する記念碑の公開式典に出席する予定。

一方、トランプ氏は28日にバージニア州で集会を開く。

11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領の選挙陣営は28日、バイデン氏が民主党の候補から身を引くという話は出ておらず、9月に予定される共和党のトランプ前大統領との第2回の討論会にも参加すると表明した。

大統領選に向けて27日に行われたテレビ討論会でバイデン大統領が精彩を欠いたことを受け、民主党内で候補を交代させる案も出ている。

バイデン氏が副大統領として仕えたオバマ元大統領はこの日、前日のトランプ氏との討論会でのバイデン氏のパフォーマンスは悪かったとしながらも、バイデン氏への支持を維持。「討論会のパフォーマンスが悪いこともある。私はそれを理解している」とし、「今回の大統領選は、生涯を通じて一般の人々のために戦ってきた人物と、自分のことしか考えていない人物との選択だ。昨晩の討論会を経てもこれは変わっていない」と述べた。

討論会でひどい夜が訪れることはある。信じてほしい、私は知っている。だが、今回の選挙は、生涯を通じて一般市民のために戦ってきた人と、自分のことしか考えていない人との選択だ。真実を語り、善悪をわきまえ、アメリカ国民に正直に伝える人と、自分の利益のために嘘をつく人との選択だ。昨夜もそれは変わらず、だからこそ11月に多くのことが懸かっているのだ。

バイデン米大統領共和党のトランプ前大統領との討論会から一夜明けた28日、ノースカロライナ州ローリーで開かれた選挙集会に参加し、11月の大統領選で勝利すると述べ、出馬を取り下げない姿勢を示した。

バイデン氏は「自分は若くないことは分かっている。以前ほど楽に歩けない、以前ほど滑らかに話せない、以前ほどうまく討論できない」と語った。同時に「この仕事をやり遂げられると心の底から信じていなければ、再出馬はしない」と述べ、選挙選を戦い続ける姿勢を示した。

トランプ氏はこの日、バージニア州チェサピークで開かれた集会に参加。「バイデン氏の問題は年齢ではなく、能力だ」とし、前日の討論会で「米国を破壊しようとしている男に対して大きな勝利を収めた」と語った。

バイデン氏が前日の討論会で精彩を欠いたことで、一部の民主党員からは候補者の交代が必要かもしれないとの見方が浮上。これに対しトランプ氏の陣営は同討論会を受け、2004年以来共和党の大統領候補を支持していないバージニア州のような民主党支持の州で勝利の可能性を高まるとの見方を示している。

11月のアメリカ大統領選挙に向けた初めてのテレビ討論会から一夜が明け、精彩を欠いたと伝えられたバイデン大統領は、「打ちのめされても立ち上がる」と述べて盛り返しを誓いました。一方、トランプ前大統領は「バイデン氏の問題は年齢ではなく無能であることだ」と述べ、攻勢を強めています。

アメリカ大統領選挙に向けてバイデン大統領とトランプ前大統領は27日、南部ジョージア州アトランタで4年ぶりの直接対決となるテレビ討論会に参加し、インフレやウクライナ情勢、移民政策などについて論戦を繰り広げました。

討論会で序盤から声がかすれるなど、力強さや精彩を欠いたとメディアに伝えられたバイデン大統領は一夜明けた28日、激戦州の1つ、南部ノースカロライナ州で開かれた選挙集会で演説しました。

このなかでバイデン大統領は「私は若くないことはわかっている。討論も以前ほど上手にはできない。でも真実を述べることは知っている」と討論会を振り返ったうえで、「打ちのめされても立ち上がるのだ」と述べて選挙での勝利に向けて盛り返しを誓いました。

一方、トランプ氏は南部バージニア州の集会で「われわれの国を破壊しようとしている男に対し、討論会で大きな勝利をおさめた」と主張しました。

そのうえで「バイデン氏の問題は年齢ではなく、ひどく無能であることだ。有権者が考えるべきは、バイデン氏があと4年間大統領を務めた場合、アメリカが生き残ることができるかだ」と述べ、攻勢を強めています。

バイデン陣営「撤退に関する議論 一切ない」

テレビ討論会でバイデン大統領が精彩を欠いたことを受けて、民主党内の一部からはバイデン氏が党の候補者でよいのか疑問視する声も出ていると報じられています。

バイデン陣営の広報担当のタイラー氏は28日、記者団からバイデン大統領の選挙戦からの撤退に関する議論は行われているかと問われたのに対し、「そのような話は一切ない」と述べて否定しました。

そして、バイデン大統領は9月10日に予定されている2回目のテレビ討論会に出席するとの見通しを示しました。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者団に対し、「バイデン大統領は討論会の準備のための1週間をしっかり過ごしたが、かぜをひいてしまった」と述べて、討論会当日かぜをひき、喉の痛みを感じていたと明らかにしました。

昨日の討論会は、アメリカ国民、同盟国、そして敵対国に、バイデン大統領にはこの職務を遂行する能力がないことを明らかにした。

これは政治の域を超え、国家安全保障の問題です。

タッカー・カールソンがマイク・ポンペオについての真実を明らかにする。

「ポンペオは、私がCIAがケネディ大統領を殺害したことを暴露したら逮捕すると脅した。ポンペオはジュリアン・アサンジの暗殺も企てた。」

#ポンペイオ「CIAがケネディ大統領を殺害した」

11月の米大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領の側近が、日本と韓国の当局者に対し、日米韓の連携強化に向けたバイデン政権の取り組みを支持する考えを伝えた。関係筋5人が明らかにした。

関係筋によると、トランプ氏の政策顧問らは過去数週間、日韓の当局者との対話で、トランプ氏が再選されれば、世界的な緊張緩和に向け、軍事、経済、外交協力を推進する日韓の取り組みを支持すると確約した。

トランプ氏の首席補佐官を務めたフレッド・フレイツ氏は今月来日し、当局者らと会談。「同盟は強固なものとなり、同盟国の利益を守るために緊密に協力しなければならないとトランプ氏が認識していると改めて確約した」と述べた。

フレイツ氏は、トランプ氏を代弁しているわけでなく、トランプ氏との過去の経験に基づいた評価とした上で、トランプ氏が再任されれば、米日韓は中国と北朝鮮に対抗するために協力する可能性が高いという認識を示した。

11月の米大統領選に向け27日開かれたテレビ討論会で民主党の現職バイデン大統領が苦戦したことを受け、米国の同盟国の一角では、共和党のトランプ前大統領の返り咲きに備える動きが強まっている。

討論会では、バイデン大統領は序盤から時折声がかすれ、言葉に詰まる場面もあった。バイデン氏が討論会で「高齢懸念」を払拭するという期待も高まっていたが、同氏の精彩を欠く姿を受けて民主党内でも動揺が広がり、一部の民主党員からは、候補者の交代という異例の措置が必要かもしれないとの見方も出ている。

海外の新聞各紙の紙面も、バイデン氏に対する非難が目立った。仏紙ルモンドはバイデン氏を「難破船」と呼び、英大衆紙デイリー・ミラーは「失言だらけの悪夢」と評した。独紙ビルト紙は「おやすみ、ジョー!」としたほか、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは「トランプ氏はバイデン氏を怪物にした。民主党はジョーでは勝てない」と報じた。

イタリアのレンツィ元首相はXへの投稿で、バイデン大統領が米国に名誉ある貢献を行ったとした上で「彼に不名誉な結末はふさわしくない。馬を変えるのは皆の義務だ」と述べた。

キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹の宮家邦彦氏は、トランプ氏は勝たなかったが、バイデン氏は「崩壊したかもしれない」と指摘。同時に「8年前と違い、他の欧州やアジアの同盟国と同様、われわれにははるかに準備が整っている。それでもトランプ氏は予測不可能だ」という見方を示した。

韓国・峨山政策研究所の研究員ピーター・リー氏は、トランプ氏が再選されれば、同盟国に対し「非常に強硬」な姿勢で防衛費増額を迫ることが予想されると述べた。

トランプ氏が中国輸入品に対し60%を超える関税を課すことを計画していることについて、韓国メリッツ証券のチーフエコノミスト、スティーブン・リー氏は、トランプ氏が「米国例外主義の概念に基づき、中国だけを標的にせず、他の国々にも関税を課す可能性がある」という見方を示した。

ロシアのウクライナ侵攻が続く中、欧州にとっては、トランプ氏の北大西洋条約機構NATO)に対する懐疑的な見方が不安をあおる。

ベルギーのフェルホフスタット元首相はXにバイデン、トランプ両氏の写真を投稿し、「米民主主義は老人政治によって死滅した」と述べた。

ショルツ独首相は以前、バイデン氏再選の見通しを歓迎していた。しかし、連立政権を構成する自由民主党(FDP)の議員の1人は独紙に対し「米民主党がトランプ氏に対抗する強力な候補を立てることができず、トランプ氏のような人物が再び大統領になる可能性があるという事実は、全世界が感じる歴史的な悲劇となるだろう」とし、米民主党に候補者の交代を促した。ショルツ首相の報道官は討論会についてコメントを控えた。

ロシア大統領府(クレムリン)は米国の内政問題とし、コメントを避けた。プーチン大統領はこれまでに、誰が米大統領に就任してもロシアにはさほど重要でないと述べている。

7月4日に総選挙を控える英国では、世論調査で支持率トップに立つ野党・労働党のキア・スターマー党首が、米英関係は強固で「個人を超える」と述べた。

シドニーでは「トランプ2.0」と題されたワークショップが開かれ、政府関係者や専門家らが出席した。シドニー大学・米国研究センターのピーター・ディーン教授は、TV討論会が「バイデン氏にとって大惨事だったというのが圧倒的な印象だ」とし、 「討論会後、雰囲気は一変し、トランプ2.0に備えていなかったのなら、今こそそれが賢い動きという見方が強まった」と述べた。

米連邦最高裁判所は28日、公的な手続きの妨害を犯罪とする2002年の法律について、司法省がこれを根拠とすることを制限する判断を下した。21年1月6日に米議事堂を襲撃した被告らに有利になるほか、トランプ前大統領の裁判にも影響が及ぶ可能性がある。

  米エネルギー商社エンロンの破綻を受けて制定されたこの法律は、文書などの記録を保護することが目的であり、議会での手続き妨害に単純に適用されるものではないと、最高裁判事は6対3で結論付けた。

  ホワイトハウス復帰を目指して選挙運動中のトランプ氏は、2020年の選挙敗北を覆す試みで起訴されており、この最高裁判断を引き合いに訴追事由の縮小を図る可能性が高い。ただスミス特別検察官はこれまでに、最高裁判断がトランプ氏の裁判に影響することはないと述べている。最高裁は7月1日にトランプ氏が主張する大統領免責特権について判断を明らかにする。

トランプ氏主張の免責特権、米最高裁が7月1日に判断発表へ

  議事堂襲撃事件ではこれまでに350件余りの公訴がこの法律を根拠に提起されており、被告120人余りがすでに有罪とされ、服役している。最長で20年の禁錮刑が認められているが、実際に議事堂襲撃事件で有罪となったケースでは、これを大幅に下回る量刑が言い渡されている。

原題:Supreme Court Backs Jan. 6 Defendant, Curbing Enron Law Use (3)(抜粋)

アメリカ連邦最高裁判所は3年前に大統領選挙の結果を覆そうと連邦議会に乱入したとして起訴された参加者の1人について、公的な手続きの妨害を禁じた法律を適用できるとした下級審の判断を破棄し、改めて審理を行うよう命じました。議会乱入事件を巡って一部、同じ法律で起訴されているトランプ前大統領の今後の裁判への影響が注目されています。

この裁判は、3年前に連邦議会に乱入したとして起訴された参加者の1人が、自身に対し公的な手続きを妨害した法律が適用されたことは、不当な拡大解釈だと訴えていたものです。

これについて連邦最高裁判所は28日、法律が適用されるとした下級審の判断を破棄し、改めて審理を行うよう命じました。

連邦最高裁は判断の理由について、この法律は物的な証拠の改ざんなど、限定された状況においてのみ適用されることを意図していると説明しています。

議会乱入事件を巡っては他にも数百人がこの法律などに基づいて起訴されているほか、トランプ前大統領も一部、同じ法律に基づいた罪で起訴されています。

今回の最高裁の判断がトランプ氏の今後の裁判に影響を与えるのか注目されています。

米連邦最高裁判所のロバーツ長官は28日、今会期で意見を示す最終日が7月1日になると明らかにした。

  長官の発言は、トランプ前大統領が主張する免責特権に関する判断が7月1日に発表されることを意味する。トランプ氏は2020年の大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴された裁判を巡り、大統領の免責特権を認めるよう最高裁に判断を求めていた。この他、ソーシャルメディアの虚偽情報に関する2件についても判断が示される見通しだ。

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トランプ氏主張する免責特権、最高裁は懐疑的も決着長引く可能性浮上

原題:Supreme Court’s Last Opinion Day Will Be Monday, Roberts Says(抜粋)

彼らは相手を加害者に仕立て上げたい。

LGBTも相手に差別をさせる為に大袈裟に行われている。
反対者がイジメや差別をしている様に見せるのです。

めちゃくちゃな政治や選挙を行い、それに異議を唱えてデモをすれば平和を乱す暴徒だと非難される。
デモは仕組まれて起こされる。

民族を批判をさせる為に邪魔な国家に侵攻を促す。

今回の討論も老人虐待の茶番の様なものだ。
老人も身障者もLGBTも移民も国家を壊す程の権利を持たされてしまった。

🐸一方トランプは堂々と言う。
🗣️外人を国から追い出せ!
🗣️ボケ老人はクビだ!
🗣️ジェンダー教育は認めない!
🗣️銃は持たせるべきだ!
言葉だけ聞くと「酷い人」となる。

#米大統領

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