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上皇さまは23日、91歳の誕生日を迎えられました。

宮内庁によりますと、上皇さまは、けがをされた上皇后さまの様子を気遣いながら、静かで穏やかな日々を規則正しく過ごされています。

食事時には、以前から、誤えんを防ぐため会話を控えてテレビのニュースを見ているほか、毎日朝夕に新聞を読むなどして国内外の動向に目を留めていて、元日の地震で大きな被害を受け、9月に記録的な大雨災害に見舞われた能登半島の状況と被災者の生活を案じられているということです。

上皇さまの日常は、今も戦争の記憶と深くつながっているということで、5月には、当時の記憶をたどる旅として、栃木県日光市上皇后さまとともに訪ねて、疎開生活を送ったかつての御用邸などをご覧になりました。

上皇さまは、おととし心不全の診断を受けましたが、薬の服用や水分の摂取制限といった内科的治療によって比較的安定した状態が続いていて、体調に大きな変わりはないということで、ライフワークのハゼ類の研究も続けられています。

上皇さまの学習院時代の同級生の榮木和男さんは「4日前に生まれた私が学友の中でいちばん誕生日が近いと思いますが、お元気でいらっしゃる姿を拝見して、結構だな、どちらが元気でもありがたいことだなと思っています。無理はなさらず、天皇としての公務の中でできなかったことがあれば、それを楽しんでお過ごしいただければと思います。また顔を合わせる機会ができればありがたいです」と話していました。

上皇さまは、23日に91歳の誕生日を迎えられ、お住まいで祝賀行事が行われています。

上皇さまの誕生日の祝賀行事は、午前10時から、東京 港区の赤坂御用地にあるお住まいの「仙洞御所」で、感染対策を考慮して簡素な形としながらも、去年より、やや人数を増やして行われています。

上皇さまは、宮内庁皇宮警察の関係者からの祝賀に続いて、午前11時すぎから、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方からも祝賀を受けられました。

天皇ご一家は、愛子さまの体調不良に伴い出席を取りやめられました。

上皇さまは、午後には石破総理大臣ら政府や国会の関係者などのほか、秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまからも祝賀を受けられる予定です。

宮内庁によりますと、上皇さまは、2022年に心不全の診断を受けましたが、薬の服用や水分の摂取制限といった内科的治療によって、比較的安定した状態が続いていて、体調に大きな変わりはなく、けがをされた上皇后さまの様子を気遣いながら、静かで穏やかな日々を規則正しく過ごされているということです。

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#天皇家

薩摩藩の島津家に伝わり、国宝に指定されている「島津家文書」のうち、重要な書状を貼り付けた「手鑑」と呼ばれるものの台紙を東京大学史料編纂所が赤外線カメラで撮影したところ、その中から新たに50点以上の書状が確認されました。

東京大学史料編纂所が所蔵し、国宝に指定されている「島津家文書」は、薩摩藩の島津家に伝わるおよそ2万点の古文書で、編纂所では、このうち特に重要な書状を貼り付けた「手鑑」と呼ばれる現代のアルバムのようなものの修復を進めています。

修復の過程で、「歴代亀鑑」という「手鑑」の表紙の布を外したところ、下に文字が透けて見えたことから、編纂所ではことし6月ごろから赤外線カメラで台紙を撮影し、その画像を村井祐樹准教授が分析していました。

その結果、台紙の中で少なくとも50点以上の書状が重なった状態になっているのが確認できたということです。

そのうちの1つは「御文書」という巻物に残されている、1630年代に当主の島津家久に宛てられた書状の一部と文章が完全に一致しました。

それぞれの筆跡を比べると、今回見つかったものの方がより丁寧な書体で記されていることから、原本である可能性が高いということです。

新たに見つかった書状のほとんどが「御文書」に残されたものと文面が一致しており、その半数近くが原本であるとみられるということです。
村井准教授は「原本の状態があまりよくなかったので写しを作り、汚れていた原本を台紙の中に入れたのかもしれない。ただ現時点で意図ははっきり分からず謎だ」と話しています。