【学部の勉強を司法試験・予備試験に活かす】
— 高野泰衡@加藤ゼミナール・司法試験予備試験講師 (@YasuhiraTakano) April 30, 2025
大学の法学部での学習は、必ずしも法曹といったプロフェッショナルを養成するものではありません。
学習内容も、法概念や制度の理論面や学説の対立、判例の評価など抽象的な議論が多くなります。…
【学部の勉強を司法試験・予備試験に活かす】
大学の法学部での学習は、必ずしも法曹といったプロフェッショナルを養成するものではありません。
学習内容も、法概念や制度の理論面や学説の対立、判例の評価など抽象的な議論が多くなります。
一方、司法試験や予備試験では、具体的な事件を想定した事例問題の具体的な解決策(結論と法律構成)を説得的に説明することが要求され、実践的な法的思考や答案作成能力が要求されます。
ですので、司法試験や予備試験に合格するためには、実践的な問題解決能力を習得する必要があります。しかし、だからといって法学部での学習が司法試験や予備試験対策として無駄というわけではありません。
以下の点を注意することで、法学部での学習をうまく司法試験や予備試験対策に活かすことができます。① 理論的知識を答案の裏付けに使う
学部で学んだ条文や各種制度の理論的背景は、答案で説得力のある論述をする際の土台になります。② 学説整理を論証力に転化する
複数の学説を学ぶ経験は、試験答案で自説を説得的に展開するのに役立ちます。③ 授業で扱った判例を使える規範に変える
学部で触れた重要判例を、試験で使えるレベル(事案・争点・規範・理由)に整理し直し、実践的なものにしましょう。④ 講義ノートを“論点集”として再編成する
授業資料を単元ごとに論点形式でまとめ直すことで、試験対策用の知識整理ツールになりますこのように学部の授業は理論的背景を学び、さまざまな議論を深く理解することができます。
この点を、うまく活かす工夫をすることで、試験対策を優位に展開することもできます。
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