2007-12-18 ■ 哲学 哲学 『西郷南洲遺訓』 P14 過ちを改るに、自ら過つたとさへ思ひ付かば、夫れにて善し、其事をば棄て顧みず、直に一歩踏出す可し。過を悔しく思ひ、取繕はんと心配するは、譬へば茶碗を割り、其の缺けを集め合せ見るも同にて、詮もなきこと也。