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構想日本代表 加藤 秀樹
すべて真っ平らになどできるはずがない。・・・バリアーはあるという前提でどう生きていくかを考えてこそ、バリアーを低くできるのだと思います
<中略>
そもそもバリアーを無くすことは本当に必要でしょうか。人間は物理的・精神的なバリアーを常に乗り越えることで鍛えられ、喜びも得てきました。その過程で道具が生まれ、文化・芸術につながっていきます。
<中略>
近代化、経済発展とともに、人と人とのつながりが弱まり、自分だけで生きているという錯覚に陥っている気がします。
世の中のことを自分の問題としてとらえ、人に情けをかけることはみんなのため、ひいては自分のためだとことを思い起こす必要があります。情けは人のためならずなんです。そういうことが自然にできるような社会こそがバリアーがあっても大丈夫な、誰もが暮らしやすい社会ではないでしょうか

日経新聞朝刊)