同誌は「女と男は、なぜすれ違うのか」をテーマに大リニューアルしてから10周年を迎える。三木編集長は「この10年間で、女性が男性に感じた歯がゆさがさらに昇華され、『男なしでもいい』という風潮になった。だから今号は『それでも男は必要ですか?』というテーマに値する方をかなりリサーチしました」。
結果、40代以上の女性の圧倒的な支持を集めたのが海老蔵だったという。
芯のある男を演じる轟さんのオーラ♪おたより
【断 横田由美子】共生できない男子たち
つまり、最初から相手の意思を尊重する気などなく、「断られない」ことが質問の大前提なのだ。
だが、彼らはわたしが煙草が嫌いなことにも、そうした振る舞いに腹を立てていることにも、気がつかない。場が読めず、相手の気持ちを忖度(そんたく)できない若者が増えているとはいうが、事実、コミュニケーションがどこまでも一方通行なのだ。
ときどきは純粋に「いいオトコ」を見たくなる。
「いいオトコ」とは「一流のオトコ」のことである。
<中略>
どんな問題にでも、どんな相手にでも同じような居ずまいをしている。
<中略>
へり下ったり見下したり、カサにきたりするオトコなど論外で、たとえ「このバカが」と思っても、もしかしたら万に一つ、自分のためになることがあるやもしれぬとわが身を振り返り、決して心を動じてはならない。
<中略>
ときとして「一流のオトコ」は「一流のポジション」にいたりする。なるほどねえ、と思う。やっぱりねえ、と思う。重い穂は頭を垂れるの道理だ。
じゃあ「一流のオンナ」ってのはといわれたら。