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開いた色。

どんな思いで咲いているのかしら。

会報50号記事「新年会」

今日のようにやっかいな時代だからこそ自然を愛でる心を持ちたいものです。ただ見るのではなく、四季の眺めの中から何かメッセージを受け止めて、そこから自分の生き方を磨いてゆくという生き方が大切でしょう道元禅師の一首「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」は、ただ自然の美を称えるだけではなく花の一生懸命咲いている姿、ほととぎすも月も雪も自分の命を尽くしている姿、禅でいう「本来の面目」を詠っています。八木重吉は「花はなぜ美しいか」と問いその答えを詩にしています。「花は なぜ美しいか ひとすじの気持ちで 咲いているからだ人に見せようとか美しくしようなどではなく花は花だから咲いているのです。これが本来の面目というものです。

箱根関所跡で山桜を眺めながら偶然見つけた苔むした歌碑。指先でさぐりながら判読した歌「あれを見よ深山の桜さきにけり まごころつくせ人しらずとも」。『人が見てくれようがどうだろうが、ひたすら自分の信じる道を歩いてゆく。

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