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宮田秀明の「経営の設計学」リアルタイム経営に役立つ「デジタル経営学」

 しかし、基本は「データベース」である。

これらのデータを正しく解析したり、図化したりすることによって、経営改善を行ったり、新しいビジネスモデルを創出することができる。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080915#1221477412

 自然科学の世界と違って、社会科学の世界ではほとんどの場合、方程式がない。経営の世界では特にそうだ。経営という複雑な営みは方程式で表現することができるほど単純ではないのだ。しかし、様々な経営データは複雑な営みの原因であり、プロセスであり、結果である。だから、これらを結びつけることによって、経営を理解したり、問題点を見つけることができる。

 実は自然科学の世界でも同じことがあるのだ。方程式が分かっていなかったり、分かっていても難しくて誰も解けない問題は、自然科学の世界でも多い。ほとんどがそうだと言ってもいい。

「数値流体力学

津波の情報も天気予報も車や航空機や船の設計もこの技術で行われている。

<いぐっちゃん

 常に経営やビジネスの構造(アーキテクチャー)と機能(メカニズム)を理解することに努めなければならないのだが、並行して進めるのがデジタル経営学だ。それぞれのデータ自身を図化することから始まり、データとデータの関係を図化し、その次にいろいろな数理的な手法を使って正しい答えを導き出す。最後には未来予測法や最適化などの少し高度な技術を利用してリアルタイムの経営に役立てる。

大切なデータがただ蓄積されていたり、部分的にしか利用されていないことも多いのだ。