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バフェットの相次ぐ大型出資が示す 米国経済の惨状と株式投資のヒント|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

 投資のスタイルは3つある。

 ひとつは、インデックス・ファンドへの投資。この場合の問題は、ひたすらタイミングだ。もうひとつはバフェット型。これは絶対大丈夫といういい会社が安く叩かれたところで買う。どちらかというと、集中投資を行うことになる。ちなみに、バフェット氏は資産価値よりもキャッシュフローを重視する傾向がある。銘柄選択が上手く行くといいが、リスクは見かけほど小さくない。

 もうひとつのスタイルは、潰れそうな会社も含めて、ぼろぼろになった銘柄を、数十銘柄、場合によっては、もっと多くを、まとめて買うやり方だ。その際、倒産リスクのある銘柄を取り除くことは敢えてしないほうがよい。倒産するかもしれない銘柄だからこそ株価が下がっていて、倒産しないときの株価の戻りが大きい。仮に一銘柄倒産して紙くずになったとしても、他が倍になれば、チャラである。このスタイルで投資すると、危機を乗り越えたところでは、2、3 年で2倍、3倍になっていることがある。なるべく業種をばらして、できるだけ広く薄く投資したい。