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関嘉彦氏の「複数民主主義の自覚を」〜産経新聞1月31日[昭和正論座]から

 八百万の神を信じることを許容することが一神教でもなく二神教でもない多神教の世界を現出させるし、それは非常に分かりにくいかもしれないが、「全会一致」という緩い連帯で進むというプロセスに転化されやすいと思うのだ。

 関氏の論理的説得力のある論展開は素晴らしいのだが、逆にそこにこだわったところに時代の限界を感じる。つまり、美濃部氏を代表とする勢力に対抗する論理としての保守の論理はあくまで対抗論理として提出されている。

 そうではなく、オバマ米大統領ではないが、統合原理としての保守が今求められているのではないか、と思うからだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090206#1233911290