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詩作は身分を蘇らせる方法だ

「詩はおのずから人生の一つの解脱である」

「理を明らかにする学問、道を悟る宗教、いずれも実は大きなむすびの作用なのであるが、詩はそれらのいずれとも亦自ずから別趣の、人に尤も親しい、純な、直接のむすび――救い、蘇生である」

もし陶淵明に自然の美を愛でるだけの心の余裕がなかったら、菊も廬山も他者のままで、彼自身と融合しあうことはなかっただろう。愛でる心があり、何度も推敲を重ねるとき、未分化の昔にさかのぼって、一つになっていくのだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080808#1218142807
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