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小山 昇氏 あなたの行動なくして状況の改善もあり得ない

円高がどう、消費者マインドがこう、といったことが中小企業に何の影響もない訳でもないが、そんなことよりはむしろ社内の風通しがいいとか、社員の士気が高いとかいった内的要因のほうがよほど業績には影響する。

 ところが最近になって、そんなわたしでも深刻に考え込んでしまうニュースを小耳に挟みました。

 昨今の景気動向を鑑みるに、A行の件は「氷山の一角」と考えるべきでしょう。

A行(および経営難に 陥っている銀行)の危機とは、そのまま中小企業の危機でもあることになる。こればかりは社内のコミュニケーションや活気などの「内的要因」だけで何とかできる問題ではありません。

「A行の危機=A行と取引のある中小企業の危機」という現実現場を知らずして打ち出す景気対策は、しょせんは対症療法に終わってしまうことは火を見るより明らかです。

不思議なのは、この期に及んでなおA行の頭取は辞任していないことです。

どうも金融機関のトップは軒並み経営責任を問われない立場におありのようです。

なんとなくそういう状況を許してしまっている我々国民も同様に批判されなくてはならないとわたしは思います。

この世のあらゆる物事は、「経済」という共通項をもってどこかでつながっている。

本気で良くしたいと思うのなら、何はともあれ行動することです。