2009-05-12 ■ 政治 政治 【小沢辞任】まだ早い「さらば、小沢一郎」 乾正人政治部長 驚いたが、正直言ってほっともした。 小沢ファンの読者には申し訳ないが、政治記者として20年間、彼を観察してきた身としては、「小沢首相」は、日本の議会制民主主義にとって極めて危うい選択肢だったと言わざるを得ない。 昭和の終わりから現在まで20年以上にわたって、日本政治の一方の主役を張り続けてきた手腕は並の政治家には遠く及ばないものがある。 自分たちが従来の政治家・新聞記者に比べて非常に劣化しており思い上がりが激しいことを認識すべきだ。 近づけるよう努力すべきなのだ。