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平野貞夫の国づくり人づくり政治講座 第17回 《『政(まつりごと)の心』を求めて》 第4回 ―「政党政治はどうなるか」―

明治維新のあと、土佐では自由民権運動が起こり、
「自由は土佐の山河から」
と歌われ、自由と平等を求める政治運動は土佐が出発点であった。

日本の政党の歴史は土佐自由党から始まる。土佐で生れた自由党の分裂が、今日の自民党から共産党に至る政党である。

明治24年の第1回帝国議会での予算修正問題で、自由党が分裂し、右派が改進党らと合同したり分裂しながら、戦前戦後の歴史の流れを経て自民党になっていくのだ。

自由党左派は幸徳秋水らの無政府主義アナーキズム)を経て、大正13年の日本共産党の結成となる。その中間の政治勢力が、社会主義や民主主義という理念でいくつかの政党をつくられたのである。

その自民党液状化現象を起こし始めたのである。