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【私の好きなタカラヅカ】TVコメンテーター&キャスター・鈴木治彦(下)

 宝塚歌劇の戦後最初の東京公演は、雪組による「宝塚おどり絵」と「ファイン・ロマンス」(昭和22年4月、日劇)だった。

 「日舞天津乙女さん、レビューは春日野八千代さんが中心でした。これで戦争は終わった!と強烈な印象でしたねぇ。当時の大人たちは『リンゴの唄』で実感したけれど、中学生のぼくは宝塚。春日野さんの黒エンビ姿がカッコよくて。しだいに男役さんにも魅(ひ)かれるようになりました」

もう公私混同で宝塚と歌舞伎の企画ばっかり。

「歌があり舞いがあり芝居のある点が、まさに歌舞伎とも共通している。それにスター作りがうまい。次々にごひいきのスターさんが出てきてやめられないんですね」