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経済対策“特需”が息切れ、景気に「2番底」の懸念

 17日に発表された平成21年4〜6月期の国内総生産(GDP)は5四半期ぶりにプラスに転じたが、経済対策と外需のかさ上げによるもので、自立的な回復にはほど遠い。特に、GDPの6割弱を占める個人消費は、天候不順が足元の7〜9月期を直撃。10〜12月期にはエコカー減税などの“特需”の息切れも懸念される。雇用や賃金の悪化にも歯止めがかかる兆しはない。