https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「誰が見るのか......」経費節減だけに突き進むテレ朝 視聴者不在の深夜枠改変

秋の改編期、テレビ朝日の人気番組が続々と最終回を迎えた。

 そして、今回の改編でもっとも大きいトピックが、「深夜0時台、『タモリ倶楽部』以外すべて打ち切り」というもの。0時台に放送されていた番組を一斉に終了させ、その時間帯には『お願い! ランキング』という通販と連動した情報番組が月〜金の帯番組としてスタートすることになる。

編成制作局長が、「今まで視聴率を基準に考えていたが、そこに放送外収入という新しいテーマを軸にした形で仕上げる」と明言している。

「TBSの大型改革のときも、たとえば『フレンドパーク』を見ていた人がニュースをやることになったTBSをそのまま見るはずもないわけで、その視聴者がみんなフジに流れて、おかげで『ネプリーグ』がバンバン20%を超えたりということになって、何がやりたかっただろうという気がします。視聴者のためじゃなく、自分たちのための番組を作ってるんだな、という気はしますよね。それだけテレビ界が危ないということですよ。テレ朝の深夜の番組は、それこそ『テレ朝ブランド』のようになっていて、そこからファンになる人も多かったんですが、そういった視聴者は必要ないという判断なんでしょう。テレビもエンタテインメントじゃなく、ビジネスになっちゃったということです」

「普通は会社が赤字だったら、まず給料を削ることからやるかと思うのですが、それはやらないみたいです。局員の給料を下げないぶん、制作費にしわよせがくる。それが今回は深夜に集中したということでしょう」(前出・作家)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090924#1253800655