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小山昇 「経営の見える化」はなぜ必要なのか

最近になって、わたしの教育方針が次第に変化していることに気づきました。「教える」ことばかりに熱心であった昔より、現在はいつの間にか「育てる」ことが中心になっているのです。

 なるほど、商品やサービスに関する知識はマスターした。お客様の情報も覚え、ビジネスマナーも会得した。それはそれで社会人として大切な資質ですが、しかし「それだけ」では、いわば融通の利かない受験秀才のようなものに過ぎません。我が社に本当に必要なのは、臨機応変に世の中を渡っていく智恵を身に付けた人材です。

人材が育つためには何が必要か。「真似る」ことです。上手く仕事ができる先輩社員を真似、上司を真似して少しずつ智恵を身につけていくことが肝要です。

真似をするときに大切なのは、表面的な真似はしないことです。

さて、「真似をする」といっても、これは普通の会社ではなかなか困難です。真似をされる側が自分のノウハウを見せたがらないからです。

しかしそのノウハウは会社から給料を貰い、ライバルやお客様に仕事を教えて頂きながら得たものです。つまり個々人のノウハウは、会社全体の共有財産です。それを一人だけで隠し持っているのは、本質的に大きな誤りです。

わたしはこのことを積極的に教える一方で、業務の「見える化」を積極的に推し進めました。だれが、どんな仕事をどのようにこなし、そして成果を挙げているかを徹底的に透明化したのです。

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