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見据えているのは海外?日本映画を牽引してきたフジテレビの戦略に迫る | シネマClose-Up | ダイヤモンド・オンライン

 そのフジテレビのラインナップが、今年は少々、違っているようだ。大ヒット作の続編や高視聴率ドラマの映画化と言ったキラーコンテンツが鳴りを潜め、代わって目立つのが、海外映画のリメイクや、ヒットが難しいと言われるオリジナルストーリーの映画化。

日本でもそうですが、映画の情報が一番入ってくるのは、実は撮影所などの現場なんです。フジテレビのオフィスにいたって全然入ってきませんが、撮影所に顔を出すと、まだ発表されていない情報が次々と入ってくる。それはハリウッドでも同じ。なのに今までは海外戦略というと、本丸である上層部ばかりを攻めすぎていた。そこを変えて、現場から知ってもらおうと。今回『サイドウェイズ』で、現地スタッフ中心に約1か月のカリフォルニア・ロケを敢行したのも、そうした思いがあるからです。

「確かに今年は、すべてマーケティングも兼ねています。これまでに、人気ドラマの映画化や、人気小説やコミックの映画化という流れは作ってきました。だけど、映画オリジナル企画をヒットさせる流れは、まだ作れていなかった。そこで企画したのが『アマルフィ』で、オリジナルストーリーで作ると決め、開局50周年記念作品として、今年のラインナップの中心に据えたんです。オリジナルでヒットに導き、シリーズ化できるノウハウを持っていれば、原作がないときでも映画を作れる。それは大きな強みになりますから」

うちはF1(女性20〜34歳)、F2(女性35〜49歳)層には強いのですが、F3(女性50歳以上)になると、民放でビリ。

その代わりに、強力作が揃っているのが来年のラインナップ。