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【次代への名言】高杉晋作と松陰編(5)

 「朋友尽(ほうゆうことごと)く忠死、余独り生をぬすむ。あに恥じざらんや」。晋作はこのころから維新のために家族、さらには自分の命を捨てる。そんな覚悟を告げた知人への手紙は、冒頭のかぶいた一文に続いて自分の墓碑銘を記し、こう結んでいる。

 「死して忠義の鬼となる。愉快々々(ゆかいゆかい)」