デフレ脱却など無意味! 重要なのはドル安に対応できる経済への転換だ | 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む | ダイヤモンド・オンライン
これを受けて、「持続的な物価下落は、景気に悪影響を与える。デフレから脱却しなければ経済が活性化しない。いっそうの金融緩和が必要。需給ギャップを埋めるべし」などの主張が多く見られる。
しかし、日本で現在起きていることは、金融緩和が不十分なために起きている「デフレ」ではない。
工業製品価格の下落は、製品を高く売れない企業にとっては「悪いこと」だ。しかし、それは、価格の下がったものをつくり続けるからである。上で述べたように立場を変えることもできる。相対価格の変化に対しては、行動を変える必要がある。変えなければ、不都合が生じるのは当然のことである。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091114#1258154289
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091125#1259107780
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091124#1259024022