2009-12-11 ■ 経済 経済 「生活保障 排除しない社会へ」宮本太郎 その原因は、一言で言えば、「雇用保障を受ける男性正社員が家族全体を支える」という従来型の構造が崩壊してしまったということです。 本書の目指す方向性は、雇用と社会保障を強く連携させ、「社会保障の目的として、人々の就労や社会参加を実現し継続させることを前面に掲げ、また、就労および積極的な求職活動を、社会保障給付の条件としていこう」というアクティベーションの考え方です。本書では、「ベーシックインカム」の考え方と対比しながら、わかりやすく解説されています。