これほど重要な問題を、有識者委員会に丸投げする態度には驚くばかりであるが、より深刻なのは有識者会議の顔ぶれだ。
座長の北岡伸一東大教授をはじめ坂元一哉阪大教授など、自民党政権下で重用されてきた御用学者、対米従属学者が、政権交代後も鉄面皮のごとく使われている。
そして12月23日の産経新聞を読んで驚いた。
自らの外交ブレーンとメディアで書きたてられている寺島実郎日本総合研究所長が反米過ぎると米国に敬遠されたからといって、鳩山首相は今度は知米派の岡本行雄氏へ乗り換えを模索しているというのだ