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焦る検察 「見せしめ」逮捕に走る

一旦逮捕・起訴されると、裁判で無罪になるまでは犯罪者扱いされる。それが日本人のメンタリティなのである。

14日、15日と水谷建設が5千万円ずつ2回、計1億円を石川議員に手渡したとのニュースを垂れ流した。多くの国民に、小沢氏がこの1億円を受け取ったことを印象つける。それが検察の第一の狙いなのである。

民主党議員や支持者は、この逮捕にショックを受けたようだ。一方自民党は、鬼の首を取った心境だろう。民主党議員は、今ここで何をすべきか、分かっているのだろうか。去年の3月の愚を再び犯さないことだ。検察の次の狙いは、小沢氏を幹事長から降ろすことである。できれば議員辞職にまで追い込むことだろう。そして最後の標的は「鳩山内閣」だけでなく民主党政権打倒なのである。それが分かっているのか。

鳩山内閣はこれに動揺することはない。それよりは、検察庁が石川議員の逮捕状を請求したことを、千葉法相に報告していたのかを公表すべきだ。国民の代表が逮捕されるのを、法務大臣が知らなかったでは済まされない。それでは正に検主国家である。

大臣や民主党議員の中には、政権に就いただけで満足している者が多い。だが、政権を守るのは、それを取る以上に力がいる。ある意味で戦争なのである。平成維新は一日しては成らない。これからが本当の戦いになる。その戦いに臨む覚悟があるのか。それが民主党に問われている。焦っているのは検察庁の方なのである。