https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「うえしん」さんの拙著書評

わけわかめな状態にある日本の労働法制を、わかりやすく説明してしまっては却って見えなくなってしまうその矛盾を、そのややこしさ、わけのわからなさのゆえんを、そのロジックに沿って、明確に摘出すること、その問題提起を、労働法の世界の外にある人々にも理解できるように説明すること、そういう目的で書いた本です。

その「難渋」を乗り越えて、わけわかめな労働法制のわけわかめぶりをそのわけわかめぶりに即して理解してはじめて、それに即して現行労働法制を的確に批判することができるのです。

それが我慢できない人は、遥か外堀から全然届かないような見当違いの批判の矢を投げつけて悦に入るしかありません。