「今の民主党は、権限と財源を、どなたか1人が握っている。鳩山総理大臣は、小沢幹事長を呼んで、党が中央集権になっていることをきちんと注意してほしい」
「党をよくしようと思って発言したのであり、辞める理由にはならない」
「発言一つを取り上げて、よい悪いを言いだしたらきりがなく、このままでは、民主党は言論の自由がない党になる。元秘書らが3人起訴されても役職を辞めない人もいる。筋の通らない話であり、辞任しない」
民主、生方副幹事長を解任 辞任拒否で“粛清” 「動き出てくる」?
鳩山由紀夫首相は18日夜、首相官邸で記者団に「党の中では一切話さず、メディアに向かって話すのは潔い話ではない」と生方氏の解任に理解を示した。参院幹部は「役職どころか議員も辞めればいい。人間失格だ」と生方氏を手厳しくこき下ろした。
小沢氏に距離を置く民主党七奉行の一人、野田佳彦財務副大臣は同日の記者会見で「耳に痛い話をした人が辞表を迫られるのは極めてよろしくない」と指摘。渡部恒三元衆院副議長も「(解任は)とんでもないこと。民主党は民主主義を語る資格がなくなる」と嘆いてみせた。