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焦点:ギリシャの債務再編、選択肢として浮上
ギリシャ財政不安、重い債務負担と連鎖懸念で先行き不透明

 市場が警戒心を緩めないのは、ギリシャ支援の副作用が大き過ぎると見ているからだ。ギリシャは、欧州連合(EU)と国債通貨基金IMF)から初年度だけで最大450億ユーロ(約5兆6000億円)の支援を受ける見通しだが、ギリシャには重い金利負担(対EUで約5%)がかかる。

 支援する側の欧州各国もギリシャ支援で体力が削られる。

 一方で財政赤字が膨らむイタリアやポルトガル、スペインなどは「第2のギリシャ」となりかねないとも指摘される。IMFがユーロ圏の国を助けるのはギリシャが初めてで、今後、その支援策がつまづくようでは、世界経済に深刻な影響を与えかねない。