2010-06-24 ■ 法律 法律 「検察の仕事はあくまで法と証拠」 笠間・東京高検検事長が就任会見 「検察の仕事はあくまで法と証拠に基づく。よい情報に基づき、逮捕される側にも仕方がないと思わせるような独自捜査を目標としたい」 「我々には刑事のプロの矜(きょう)持(じ)がある。その一線を越え、検審の考えを“先取り”して起訴するのはご法度だ」 昭和49年任官。最高検刑事部長、最高検次長検事、広島高検検事長などを歴任。東京地検特捜部長時代は「KSD事件」などを指揮し、村上正邦元労相ら計4人の国会議員を逮捕した。