2010-06-24 ■ 政治 政治 「悩む選択」と書く星浩氏の迷える政党評価 カレル・ヴァン・ウオルフレン氏が中央公論の論文で指摘しているように、他の民主主義諸国では、政治資金収支報告書の虚偽記載ていどで、あたかも殺人犯に対するかのような騒ぎ方をメディアがすることはない。 しかも、小沢氏をターゲットに捜査を進めた検察は、メディアへのリークで世間を騒がせ、政治家としての信用を貶めたあげく、小沢氏を不起訴にしたのである。 それでもなおかつ、資金疑惑をもって民主党の評価とする星氏の視点には、ヒステリックな報道姿勢はうかがえても、理性的な政治分析は感じられない。