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「小沢選対」フル稼働 秋の政局にらみ必死の選挙戦

 民主党小沢一郎前幹事長が参院選の公示後、8府県の山間部や島に足を運んだほか、抜き打ちで陣営幹部に電話をかけ、引き締めをはかるなど精力的に選挙運動を展開している。活動を支えるのが小沢氏の秘書チームだ。先遣隊として遊説の準備を進めるほか、全国6ブロックに分かれ、小沢氏が擁立した新人候補のてこ入れも図るなど、党選挙対策本部とは別に「小沢選対」がフル稼働している。

 小沢氏は8日間で山梨、青森、香川、愛媛、山形、宮城、兵庫、京都の8府県を回った。いずれも街中から離れた場所を選び、青空集会を開いた。菅直人首相らが都市部を中心に回っているのとは対照的だ。

 小沢氏は20〜40歳代の秘書6人を東北、中部、東海、近畿、中・四国、九州の6ブロックに分け、方面責任者として据えた。

 秘書たちは黒子に徹するため素性は伏せ、陣営の一員として有権者に接する。「ポロシャツ姿で事務所の掃除をすることもある。小沢氏の秘書とは思わないだろうな」(連合関係者)

 だが実際は小沢氏に細かく情勢を報告し、指示を仰いでいる。