https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

Twitter / 上杉隆 / Takashi Uesugi: 官房機密費問題こそ「政治とカネ」の頂点、かつ核心。 ...

官房機密費問題こそ「政治とカネ」の頂点、かつ核心。 RT @kaidukun: RT @inoo1978 小沢首相VS記者クラブ 小沢首相が誕生すれば記者クラブを頂点とする日本のメディアシステムが崩壊し、「政治と金」の説明責任を求められるのはメディア側になる 上杉隆氏の主張に注目

最後に残る新聞社はどこなのか

上杉:新聞各社は生き残り策を模索しなければいけないのに、まだ合従連合がうまく進んでいない。しかし最後に残るのは逆に現在の弱者の毎日新聞産経新聞ではないか、という話をホリエモン堀江貴文)としました。いまの記者クラブを中心としたメディアシステムは、すでに破たんしている。


 また1つの事業者が多くのメディアを傘下に置くクロスオーナーシップの制度の下では、読売グループが強かった。しかしこうした制度がなくなってくると、これまで強かった読売新聞などのメディアが一気に瓦解するかもしれない。その一方で、なんとか生き残ろうと必死にもがいている毎日新聞産経新聞が残るかもしれません。

上杉:官邸内の話でいうと、とてもヒドイですね。その理由は2つあって、1つ目は官邸官僚を使いこなせていないこと。もう1つは記者クラブ制度を中途半端にしてしまっていること。中途半端に開放するという選択肢はなく、もうオープンにするかクローズにするしかない。しかし中途半端なままにしているので、ヘンな敵まで作ってしまった。


 そういう意味ではスピンコントロール(情報操作などを行うこと)が全くできていない。メディアコントロールはとても大切なのに、日本の政権だけができていない。

窪田:官房機密費を手にしていた“大物”解説委員たちは、これまでプチスピンドクターのような役割を果たしていた。しかし今は、彼らのような後継者が育っていない。プチスピンドクターもいることはいるのですが、みんな小物ばかりなので、中途半端なスピンしかできていないですね。


上杉:以前、窪田さんと対談したときに「日本は記者クラブがスピンドクターだ」という話をしました。しかしその記者クラブが崩壊しつつあるので、今はスピンがきかなくなっている状態ですね。

上杉:菅さんと(官房長官の)仙谷さんに関しては、記者クラブ制度に関する理解がない。そもそも多くの政治家は、記者クラブに問題があることすら理解できていない。なぜなら政治家も一緒になって、“洗脳”されてきたから。問題がそこにある、ということすら分かっていない。

 菅さんについては、スピンコントロールのことを言っても「はあ!?」といった感じ。彼はネットをうまく使いこなせていないし、そもそも記者クラブ問題を理解しようともしない。だから、なぜネット上で記者クラブ問題が盛り上がっているのかが分かっていない。