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村木事件・鈴木事件・小沢事件は、いずれも政権交代潰しを狙う勢力による政治的陰謀に基づく冤罪事件である。 - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』

昨夜の「報道ステーション」には、田中角栄を逮捕した東京地検特捜部の検事・堀田ナニガシが、他人事のように、最近の検察官の取調べの劣化について、村木冤罪事件を論じていたが、村木事件や小沢事件、そして鈴木事件の源流が、東京地検特捜部が田中角栄を逮捕した政治的謀略事件、いわゆるロッキード事件にあることは言うまでもないだろう。ということは、堀田ナニガシこそ、東京地検特捜部の病巣そのもののはずであって、村木事件を他人事のように論じていられる余裕はないはずである。

伝統的捏造捜査への反省なき検察OBと大メディア

産経新聞の司法記者だった宮本雅史氏はその著書「歪んだ正義」(2003年12月発行)のなかで、東京佐川急便事件やゼネコン汚職鈴木宗男事件などにみられた特捜検察の無理筋捜査について、元検察首脳の次のような発言を紹介している。


「検事調書の信用性や取り調べの問題点の根源は、実はロッキード事件にある。事件がすでに風化したこともあるが、これまで華々しい結果ばかりが持ち上げられ、捜査の疑問点などがまったく議論されずに封印されてきた。その悪しき習慣がそのまま罷り通っているんだ」

この嘱託尋問の担当検事は昨夜の報道ステーションで、後輩たちの不手際を指摘し、「村木さんに申し訳ない」と語っていた堀田力氏である。

村木さんの無罪判決で、大阪地裁が認めた「でっちあげ供述調書」は、大阪地検特捜部の今回に限った不始末というのではなく、過去から連綿と続く捜査手法の問題であるということを、あらためて心に刻んでおきたい。

Twitter 郷原信郎 「自分達は、ちゃんと裏をとって犯罪ストーリーのでっち ...

「自分達は、ちゃんと裏をとって犯罪ストーリーのでっち上げがバレないように上手くやってきたのに、下手くそ!」という意味ですかね。RT@tokunagamichio 報道ステに出てた堀田力のコメントはそのような趣旨に聞こえた、ちゃんと裏を取れよという感じ