■ - d1021の日記

本当の話を引き出すのではなく、ストーリー通りの調書を取ってくる検事ができる検事、という、現在の風潮こそが問題だろう。特捜、特捜と草木もなびく中で、歪みが、歪みではなく、むしろ当然のこと、という、間違ったトレンドができあがってしまっている。

人に聞くより物に聞け、というのは、捜査の鉄則なのだが、聞く物がストーリーに合わなければ物を変えてしまえ、という発想が出てきているのは驚き。

特捜部も、令状裁判官なんて馬鹿にしているから、やりたい放題だし、そういう中で、前田的な、増長した検事がうみだされてゆく。

東京地裁の令状部なんて、丸特案件は部長直轄で、腫れ物に触るような扱いだしな。令状審査というより、令状を差し上げている、という状態にしか見えない。